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心と体の健康
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「心と体の健康」 -致命的7つの習慣-(2000年12月17日)---第45号
このメールマガジンは、不定期に発行されます。
読者からこんなメールを頂きました。
「不幸な人の7つの習慣」を知り、私にも心あたりがあって、 気をつけよう、と思いました。しかし、これから具体的に どういう行動をとったらいいかよくわかりません。 ここで紹介されているグラッサー博士の「15人が選んだ幸せの道」を 読んだら、私にも理解できるでしょうか?、、、、、、、、、、、、、、
以上がメールの内容でした。『グラッサー博士の選択理論』を読めば、外的 コントロールでなく、どのように人と接するかが分かります。この選択理論を 使ってカウンセリングをするとどうなるかが、『15人が選んだ幸せの道』で分 かります。人間関係をよくしようと思えば、どちらも有益な書物です。初めて の方のために、再度致命的な7つの習慣を列挙しておきます。①批判する、 ②文句を言う、③ガミガミ言う、④責める、⑤脅す、⑥罰する、⑦ほうびで釣る。
ある人はこれを止めるとなると、一言も言わないで一日を過ごさなければなら ない、と言われます。それも一つの方法かもしれません。しかし、身につけたい 7つの習慣もあります。①気づかう、②耳を傾ける、③支援する、④貢献する、 ⑤勇気づける、⑥信頼する、⑦友好的に関わる。
何も言わないのは、批判するよりいいかもしれませんが、「おはよう」「ありがとう」 程度は言えるのではないでしょうか。「調子はどう?」と気づかうこともできます。自分 が話す代わりに、相手の話をじっくり聴くこともできます。何かの手助けもできます。 役立つことをすることも可能です。人を励まし、勇気づけることもできます。とくに子ど もに対してはこの「勇気づけ」が重要だと思います。「がんばっているね」「よくできた ね」「笑顔がいいね」「いい返事だね」「時間に間に合ったね」、、、、。何かを言おうと するときに、これを言うことは相手との距離を引き離すか、接近させるかと考えること です。引き離すことは言わないことです。そして引き離すことはしないことです。
私と妻の周辺では、『選択理論』を読み、劇的に夫婦関係、親子関係が変わった方々 がいます。教師の中にも、生徒から「先生変わったね」と言われている人もいます。
1978年に柿谷カウンセリング・センターを開設。1984年3月にはグループホーム大磯ハウスを設立。リアリティセラピーに関しては米国ウイリアム・グラッサー協会が認定した日本人初のインストラクターであり、日本初の「リアリティ・セラピー」認定講座を主催するなど先駆的な働きをし、現在も第一人者として活躍中である。
上記のリンク先での質問に答えることにより、 生まれつき備わっている「5つの基本的欲求」の強さ・弱さを調べることができます。 自分や他人の基本的欲求の強弱を知ることにより、様々な人間関係に役立てることができます。 無料でご利用できます。なお、当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。